コロナ禍のいま「給料が減ったから副業したい…」「将来のために貯蓄額を増やしたい」といった人も多いでしょう。
キャッシュレス決済はポイントが還元されるため、現金での買い物よりもお得です。お金の管理もできて貯蓄額もしっかり確保できます。誰が触ったかわからない硬貨や紙幣を使わないでいいといった、コロナ禍ならではの理由で使う人もいます。
普及しつつあるキャッシュレス決済ですが、活用できているかどうか、いま一度確認してお金を増やしていきませんか?キャッシュレス決済の節約術を紹介します。
キャッシュレス決済のメリットとは?
キャッシュレス決済には、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、スマホでのQRコードがあります。後払い、即時払い、前払いなどの違いがありますがメリットは同じです。
現金を持ち歩かなくていい
現金をおろす手間がかかりません。お金が足りない、銀行の時間外手数料がかかるといった事態も防げます。
ポイントが貯まる
ほとんどのキャッシュレス決済が100円につき1%のポイント還元です。各社キャンペーン内容や決済を併用する場合は1%以上の還元もあります。現金で買い物するよりお得です。
お金の管理ができる
クレジットカードの明細やスマホのアプリ上でいくら使ったか確認できます。決済後、すぐにメール通知がくる場合もあります。支出が把握できお金の使いすぎを防げます。
キャッシュレス決済の節約術5選
キャッシュレス決済のデメリットは、お金を使った感覚がなく使いすぎてしまう点です。ただ自分なりにルールを決めてコツをおさえれば問題ありません。
よく行く店のポイント還元率がもっとも高いキャッシュレス決済を選ぶ
頻繁に利用するスーパーやネットショッピング、コンビニで使えるものがおすすめです。キャッシュレス決済の加盟店は還元率が高くなりポイントも貯まりやすいです。
コロナ禍で生活が一変し行動範囲も狭くなりました。旅行時に活躍するタイプや利用しなくなった店のキャッシュレス決済を持っている人は、いま利用頻度の多いものへ変更しましょう。
キャッシュレス決済は2~3個に絞る
いくつものキャッシュレス決済に登録してキャンペーン時に使い分けている人もいるかもしれません。しかしそのことが支出管理を難しくし、ムダ遣いの原因となっています。
節約するには支出をしっかり把握してお金を使いすぎないことです。固定費はクレジットカード、変動費はデビットカードとスマホ決済といったように2~3個に絞ると扱いやすくなります。
キャッシュレス決済の引き落とし口座をまとめる
実際にいくら使ったのか明細で確認することが重要です。そのため1人暮らしであれば口座を1つにしたほうがわかりやすいでしょう。カップルやファミリーで食費用と急な出費用に別けている場合は、口座の数を増やしすぎないことをおすすめします。
支出を見やすくすることで管理もしやすくなります。あわせて月や年単位で支出ごとの予算を決めましょう。
予算をあらかじめ決めてキャッシュレス決済にチャージする
デビットカードやプリペイドカード、スマホ決済は事前に決まった額をチャージできます。ひと月で考えたとき、1週間ごとに食費をチャージしてその範囲内で買い物すると決めればムダ遣いしません。あまった額は外食や趣味、貯蓄にまわしましょう。
余計なものは買わない
各社キャンペーンによってはポイントが多く戻ってくることもあります。しかしポイントが貰えるからといって、本来予定になかったものにお金を使いすぎたら元も子もありません。現金でも買うかどうか?必要なものか?吟味し無理のない範囲で買い物しましょう。ポイ活に振り回されてはいけません。
キャッシュレス決済のここだけは注意
キャッシュレス決済にはデメリットもあります。カバーするような使い方をしましょう。
・暗証番号は使いまわさない、スマホロックをかける
・少額の現金もあわせて持つ
・ポイントは期限切れ前に使う
防犯面が不安な人もいるかもしれませんが、どのキャッシュレス決済も暗証番号やパスワード設定が必須です。セキュリティ強化はしっかりやりましょう。
現金を一緒にもつ理由は、キャッシュレス決済が万が一使えなくなったときのためです。停電時のQRコードの使用不可、スマホの充電切れの恐れがあります。
最後にキャッシュレス決済のポイントは期限のあることが多いです。貯めたのに失効してしまったといったことがないよう注意しましょう。
まとめ
節約術にはキャッシュレス決済がおすすめです。以下のコツを意識してポイントをお得に活用しましょう。
・よく行く店の高還元率キャッシュレス決済を選ぶ
・たくさん持ちすぎない
・引き落とし口座を振り分けすぎない
・予算額を決めて範囲内で買い物
・高ポイントキャンペーンに振り回されない
コロナ禍のライフスタイルの変化から、自分にフィットしたものへぜひ見直しましょう。キャッシュレス決済各社は2021年10月を目途に、加盟店に対して手数料を有料にするところもあります。その影響から加盟店でなくなるといった可能性も出てくるでしょう。
キャッシュレス決済を有効活用するために、柔軟に新しいものを取り入れていく必要があります。
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