生命保険のを見直すタイミングは「ライフステージが変わる時」と言われていますが、
ただ乗り換えたり、解約したりすればいいというものではありません。
見直すタイミングなのは分かっていても、具体的にどのように見直していくと上手に備えることができるのか不安な方も少なくないのでは?
今回は保険の見直しのタイミング・賢く備えるためのポイントをご紹介していきます。
保険の見直しの必要性やメリット
結婚や出産、マイホームの購入などライフステージが変化すると、
加入している保険では合わないものになっているかもしれません。
なぜかというと、加入時の自分では十分でも「守るもの」が増えたことでそのままでは保障が不足してしまう危険性があるからです。
ここでは、まず見直しのメリットからご説明します。
①保障不足を防ぐことができる
独身の方は死亡保障は最低限で構わないという考えをお持ちの方が非常に多いです。
その後結婚して家族が増えたにもかかわらず、保険がそのままだとしたらどうでしょうか?
もし万一のことがあった時に残された家族が困ってしまうかもしれませんよね?
それでは保険に加入していたにも関わらず、危険を回避することができません。
定期的にしっかり見直しを行うことでこのような保障不足を防ぐことができます。
②保険料を抑えることができる
①とは反対に、必要な保障以上にか条に準備しているという方もいます。
加入したときはピッタリだったけど、今はそこまで必要ないという方もいるかもしれません。
当時は最新の保険でも、今ではもっといい商品が出ている場合もあります。
ちなみに、保険料は継続的に発生する「固定費」ですよね?
もし月額1,000円でも下げることが可能であれば、年間では1万2,000円、10年間では12万円もの節約になるんですよ!
保険料見直し3つのポイントとは
「保険料が高い」「保険料を抑えたい」など、
いくら安心の為とはいえ、お金がかかるものである以上合理的に備えたいものですよね?
ここからは、無駄な保険料を払わず合理的に見直すことのできるポイントについてご紹介します。
①保険期間
まず1つ目のポイントは「保険の有効期間」
現在加入している保険の保障はいつまでですか?
万一のことを考えて、家族の生活費やお子様の教育費などしっかり準備されていることと思います。
では、お子様が独立して奥様と2人の生活になった場合に現在の保障は必要でしょうか?
あるにこしたことはないですが、その準備にお金がかかっている以上必要以上に「もしも」へお金がかかっていることになります。
子供の独立のタイミングで保障額を見直せるように保障期間を設定しておくことをおすすめします。
②保険種類
2つ目のポイントは、ご自身の欲しい保障と現在の保障の保険種類が一致しているかの確認です。
例えば死亡保障ですが、
・定期保険・・所謂、掛け捨てと言われる保険
一定期間の保障で解約返戻金はない
・終身保険・・一生涯の保障で解約返戻金がある
このように保障期間によって種類が違います。
もちろん、保険料にもこれは比例しており定期保険の方が安くなるんです。
③契約者と被保険者などの関係性
3つ目は「保険料を払う人と被保険者、保険金の受取人の関係性」です。
保険金を受け取る際にも状況によっては税金がかかってきます。
独身の時の受取人は親にしている方がほとんどですが、結婚後は奥様に変更しておきましょう。
それ以外にも関係性によって変わる税金について表でご紹介します。
契約者 (保険料を払う人) | 被保険者 (保険の対象) | 受取人 | 税金の種類 |
夫 | 夫 | 相続人(妻子) | 相続税(非課税適用有) |
夫 | 夫 | 相続人以外 | 相続税(非課税適用無) |
夫 | 妻 | 夫 | 所得税・住民税 |
夫 | 妻 | 子 | 贈与税 |
同じ相続税でも受け取る対象者によっては課税対象かどうかも変わってきます。
設定によって多額の課税にならないようにしっかり関係性と税金種類を確認しておきましょう。
まとめ
今回は保険の見直しのタイミングや保険料の抑え方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
ご自身のライフステージに合わせてしっかりと見直しをしていくことは、賢く適切な保障を備えることへの一番の近道です。
せっかく備える保障ですので、万一の時に足りなければ意味がありません。
ご自身だけで考えるのではなく、家族や専門家と相談しながら見直しを進めていくようにしましょう。
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