「コロナの影響で給料が減って、貯金を見直したい…」「将来年金がどのくらい受け取れるかわからないし、手元の貯金を増やしたい!」などの理由から、資産運用を考える人も増えてきました。
人生100年時代、一方少子高齢化はさらに深刻に…将来のことを考えただけで不安になりますよね。国も老後への資金を自分で形成できるように、非課税の投資制度などを用意しています。
銀行に眠らせておいても中々増えない貯金…効率的にお金を増やしたいなら、資産運用を始めてみましょう!ここでは、資金運用の種類から失敗しないため気をつけるべきことを紹介していきます。
知っていて当たり前!?資産運用の仕組みと主な種類とは?
資産運用とは、そもそもなんでしょう?資金を株式や不動産に投資するだけでなく、銀行に貯金して利益を受け取ることも資産運用に入ります。
資産運用は、種類によってもリスクの大きさやリターンの高さなどそれぞれ違います。ここでは、主な資産運用の種類をリスク・リターン別でご紹介していきます。これさえ分かっていれば、資産運用で大損する心配もありません!!
まずは、損が少ないものから…「ローリスク・ローリターン」
・預貯金
国内の銀行に預金し、利息を利益として受け取ります。国によっては利率が高く、外貨貯金しているだけで利息として資産を増やすこともできます。さらに、外貨貯金を円安のタイミングで日本円に換金することで大きなリターンを受け取ることもできます。
・債券投資
債券を購入し、期日が来ると原本と利息が返ってきます。利息は少なめですが、大きく価格が下落するリスクが低いため、安定した運用ができます。
貯金が貯まったら…!「ミドルリスク・ミドルリターン」
・不動産
アパートやマンションを賃貸として貸し出して、家賃収入を得ます。ある程度継続的な収入が見込めるので、老後の年金の足しにすることもできます。
h3資産運用を習熟したら挑戦したい!!「ハイリスク・ハイリターン」
・株式
株式での資産運用には主に2つの収益を得る方法があります。1つ目は、株を保持している際に受け取ることができる、優待や配当金です。
2つ目は、値上がり益による収益です。購入時より売却する際の株価が上がっていると、その分の利益を得ることができますね。
これから始めれば間違いない!!初心者におすすめの資産運用3選!!
資産運用の方法がいくつもあることはわかったと思います。投資方法によっては、リスクがとても大きく、自己破産…なんて事も起こり得ます。
初心者の方は資産運用に慣れるためにも、国が推奨している投資制度やプロの力も借りながら投資できる資産運用から始めてみましょう。
初心者が最初に始めるべき投資制度はこの3つです
①iDeCo
イデコと呼ばれる個人型確定捻出年金は、自分で積み立てる年金制度のことです。日本在住の20歳から60歳未満を対象にしており、加入者は毎月一定の金額(5,000円以上)を積み立てます。積み立てた掛け金で金融商品を運用し、60歳以降に年金として受け取ることができます。
積立金は所得控除の対象になるため、所得税や住民税の節税効果があります。さらに、運用で得た利益も非課税の対象になるため節税対策として初めてみてもいいでしょう。
②積み立てNISA
日本政府は2014年「投資で得た利益は非課税にする」という税制優遇を作りました。
NISAには3種類ありますが、つみたてNISAは初心者向けの「少額投資非課税制度」であると言われています。年間最大積み立ては40万円ですが、最長で20年間は非課税で運用することができます。投資対象商品も金融庁が定めた基準を満たす投資信託・ETFのみなので、安心して運用ができます。
③投資信託
株・不動産・債権を扱う証券会社へ投資する資産運用です。プロのディーラーが投資信託で集めた金額で取引を行うため、自分では高くて買えない株式も少額で購入することができます。
これはやっちゃダメ!!初心者にありがちな失敗とは?
資産運用は1度勉強すれば難しいことはなく、始めたくなってきた方も多いのではないでしょうか?でも、油断は禁物なんです!!初心者が起こしやすい失敗とはなんでしょう??
生活資金に手をつける
資産運用の調子がいいと、最初に決めておいた運用資金以上に投資をしたくなります。しかし、資金運用は必ずしも利益が上がり続けるわけではありません。
生活資金に手をつけて自己破産にならないように、最初に資産運用する目的は何かを考えましょう。子供の結婚資金、老後の趣味など小さなゴールを決めることが重要です。
損切りラインを決めない
株式、FXなどの変動が激しい投資方法は、特に経済不況の影響を受けやすいと言われています。これらの方法で資産運用するときは、必ず損切りラインを決めて、最小限の損で終われるようにしましょう。
1種類に集中的に投資してしまう
1つの商品・投資方法に集中することで、リターンも大きくなる一方、リスクも増加します。1度の失敗で投資資金を失った…なんてことにならないよう、最初のうちはリスクを分散させましょう。
まとめ
資産運用は初心者でも、簡単に始められることがわかりました。
・自分に合う資産運用の種類を知る
・国の推奨する投資制度を活用する
・リスクを考えて投資を始める
この3つのポイントを抑えることで、今すぐ資産運用を始められちゃいます!!将来の資金を貯蓄や副業として投資をしてみたい方、銀行に眠っている資金で少額から初めてみてはいかがですか??
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